数学科教育理論研修会 終了
テーマ | 数学的活動とその工夫 |
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日 時 | 平成26年7月4日(金) 13:20〜16:30 | ||||||
会 場 | 江別市立大麻中学校 | ||||||
講 師 | 山崎 浩二 氏 (岩手大学教育学部数学科教育 教授) |
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参加者 | 31名 | ||||||
研修会 の ようす |
(1)公開授業 昨年度に引き続き、山崎氏を講師にお迎えしての理論研修会が開催されました。初めは、山崎氏の指導による、3年『図形の性質を見いだし、数学的に説明する活動』の学習の様子が公開されました。 |
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「子どもたちが自ら数学的活動を通して、数学の学習内容をつくり出していくことを大切にしたい」との願いから、いろいろな方法で正方形の面積を求める問題に取り組みました。 | ||||||
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線分の長さをグループごとに変え、その面積を求めました。2つの線分の長さと正方形の面積との関係に着目し、グループ内で自分の考えを説明し合う場面がたくさん見られました。 | ||||||
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図形に潜む数学的な関係に気づき、自分たちで見つけた関係や性質について、既習をもとに文字などを用いて、数学的に説明する活動となりました。 |
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(2)授業後の話し合い 初めに講師から授業のポイントについて説明していただきました。その後、今回の公開授業を受けての、参加者からの感想や質問などに答えていただきました。 |
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「最終目標は、数式や図で表現することであるが、その途中で出てくる子どもの表現の仕方を授業で交流し合うことで、さらに洗練させていくことが大切である」ということが確認されました。 | ||||||
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最後に、講師の山崎氏から「算数的・数学的活動を通した授業」にするための6つのポイントなど、これからの算数・数学の学習に求められていくことについて、たくさんのご示唆をいただきました。 |